隣の芝生が青い理由 | ふりら＠夢活部

【10月4日のお話】

羨ましい・妬ましい。なんであの人は。どうせ自分は。。。うまくいった人・成功した人・幸せそうな人を見るとついつい嫉妬してしまいますが、一旦落ち着きましょう。

こないだの木曜日、ぺんたがどうやら長いビニール紐(15～20cmくらいあったと思われ）をどこからか見つけてきて誤飲してしまったようで、お尻から紐が出てました；；

なんだこれ！？って紐をトイレットペーパーを使って掴んだところ、ぺんたが前進したのでそのままスーッと抜けました。

以降ぺんたの体調が急変することも無く、大きい方のトイレも健康そうなものが出ているので大丈夫そうですが、今日ワクチン打ちに病院に連れていき、先生に話したところ優しい口調ではありましたが厳しく注意を受けました。

誤飲してしまったこと。
その状況と原因を作ってしまっていたこと。
お尻から引っ張って抜いてしまったこと。
非常に危険な行為です。
誤飲してしまったものが10センチを超えるようであれば開腹の必要性が出てきます。
今回はラッキーだったに過ぎません。

先生に『すみません・・・』というのも違うので、ただただ『はい・・・』としか言えませんでした。

ぺんたは対策すれども対策すれども相変わらずおイタばかりですが、それは仕方のないことで、飼い主が危険な目に合わないようにちゃんと環境を整えてやらなければいけないんだ・・・ということを改めて思い知らせていただいたお言葉でした。

ぺんたばかりを叱ってしまうけど、悪いのは私の方・・・。
反省です；；飼い主失格だ。。。
こんなんで『人と動物との共存のお手伝い』だなんて笑っちゃいます。

動物との付き合い方を改めて見直す機会をぺんたがくれた。
そもそも違う生物が一つ屋根の下で暮らしていること自体が奇跡だということ。
私を信じてくれてることに感謝しつつ、しっかりした愛情で応えなければいけませんね。

ちなみにワクチンは無事終了。
来月だとマーキングが始まってしまう可能性が大きいため、今月18日に去勢手術を受ける運びとなりました。
立派なふぐりがなくなっちゃうねー（笑）

さてわたくし。
ここのところ人を羨む出来事が非常に多かったのです。

●気の知れた仲間たちとわいわい楽しい日々を送れてる人。
●夢や目標に向かって順調に進んでいる人。
●人生が大きく動いた人。

そんな方々を目にすることが多くって、どれも私が理想としていることばかりで。

今の私はその理想に近づけるだけの努力が足りない。
足りないどころかまったく出来てない。
だから、普通に考えたらそれらを手にすることなんて不可能。
宝くじに高額当選するよりも無理な話。

そんな自分を棚に上げて、そんな方々を羨んだ。妬んだ。
嫉妬とはこのことか・・・なんて傍観してるフリだけ。

『なんであの人は恵まれてるんだろう』
『なんでこの人ばっかり』
『なんで自分はこんなに頑張ってるのに』
（↑そもそも頑張ってないんだってばｗ）
『なんで自分ばかり・・・』

自分でも嫌になるほど、汚い感情が湧いてきて。
ドス黒い色が自分のココロを染め上げるのが目に見えるようでした。

こんな感情に支配されてはいけない。
そもそも対象が好きな人たちばかりじゃないか。
こんなつまらない感情でつまらない関係にすべきじゃない。
冷静になろう。落ち着こう。

リセットまでは出来ませんが、一息ついて感情を一旦ストップ。
ここは瞑想や坐禅での『思考を追わない』が非常に役に立ちました。

なぜ隣の芝生は青く見えるのか。
違います。見えるんじゃない。実際青いのです。
そしてこちらの芝生は元気が無かったり荒れていたりしています。

なぜでしょう？

みんな芝生を青くするために悩んだり努力したりしているから。
それが結果に繋がって青い芝生を産み出してるに過ぎないのです。

7月28日更新の記事
『その難癖に隠れてる素敵な特技』
で、人と比べて落ち込むのは、その人の長所と自分の短所を比べてしまっているから。
ということを書きました。

なんで比べごとをする時って、ステージが違うところで比べてしまうんでしょうね（苦笑）

青い芝生は結果。
乱れた芝生は過程。

私は以下を自分に問いかけたら冷静になることが出来、嫉妬から喜びや憧れなどのプラスの感情に変えることが出来ました。
嫉妬に溺れてしまいそうになったら、それに危機感を覚えたらお試しください。

結果の一部と自分の過程を比べてどうする。
あの人もこの人もそこに繋がる悩みがあり、努力があったんだ。
パッとポッとその結果が勝手に運よく現れたわけじゃない。
天から舞い降りたわけじゃない。

自分はどうだ？努力出来てるか？
出来てないなら当たり前。
出来ているのなら、その努力は必ず結果を連れてくる。
ただそれが今じゃないだけ。だから大丈夫。

嫉妬なんかに溺れないで。その先にいいことなんて絶対ないから。